みなさん博多銘菓の「鶴乃子(つるのこ)」って知っていますか?
鶴乃子はマシュマロのような生地の中に黄味あんが入ったお菓子で、
昔から縁起が良い(長寿、幸運、夫婦円満など)とされている鶴が、卵を抱えている様子を表現して作られています。
「名前は聞いたことがあるけど、まだ食べたことがない」
「鶴乃子と献上鶴乃子の違いについて知りたい」
「福岡のお土産を探している」
という方は、
ぜひ参考にしてみてください!
博多銘菓「鶴乃子(つるのこ)」とは
100年以上愛され続けている「鶴乃子」は、
福岡県福岡市博多区の石村萬盛堂(いしむらまんせいどう)で作られており、
ふっくらとしたマシュマロ生地の中に風味の良い黄味あんが入った、甘さを抑えたまろやかな味わいのお菓子です。
石村萬盛堂は、明治38年(1905年)創業。
銘菓鶴乃子
●原材料名
名称 | 菓子 |
原材料名 | 砂糖(国内製造)、水あめ、白生あん(手亡豆)、ゼラチン、加糖卵黄、コーンスターチ/トレハロース、香料、(一部に卵、ゼラチンを含む) |
賞味期限 | 発送日含み約14日間 |
保存方法 | 直射日光、高温多湿を避け涼しい所で保存してください。 |
製造者 | 株式会社石村萬盛堂 福岡県太宰府市大字内山456-1 |
●栄養成分表示(1個あたり)
熱量 62kcal
たんぱく質 0.7g
脂質 0.1g
炭水化物 14.7g
食塩相当 0.004g
鶴乃子の特徴
特徴はしっとりとしたやさしい柔らかさ。
水分をたっぷり含んだ生地の一つ一つを、気温や湿度に合わせて吸ったり吐いたり調湿できる「木の型(木枠(きわく))」に絞ってつくられています。
引用元:石村萬盛堂公式サイト
絶妙な柔らかさと口どけになるのは、昔ながらの木枠の型を使った製法で作られているからです。
鶴乃子とパッケージの形
鶴乃子だけでなくそれを詰める箱も卵の丸い形をしています。
それは、
創業者の石村善太郎が
「競争はするな勉強をせよ。人が角いものを作ればこちらは丸いものを作れ」と言われており、
「人と争わず、そして人の真似をせず独創的な菓子作りをする」を信条とされていたからです。
その精神から創業者が考案され、卵型の丸い形になったそうです。
角い(かくい):「四角い」「かどばっている」という意味
献上鶴乃子
熟練の菓子職人がひとつひとつ、昔ながらの味と製法にこだわって作られている献上鶴乃子は、
皇室・宮家に献上されています。
「ひとの手でつくること」にこだわり、
和菓子づくりに古くから欠かせない木枠の型に職人が生地を流し込むという、昔ながらの手作り製法で作られています。
引用元:石村萬盛堂公式サイト
不純物が少なく純度が高い砂糖を生地にも餡にも使用し、
銘菓 鶴乃子よりも少し大ぶりでほろっとした餡の食感に、通常の鶴乃子との違いを楽しめます。
また、
手亡豆(てぼうまめ)と卵黄で作られた黄味あんは、手作りならではの製法で作られているそうです。
献上鶴乃子
●原材料名
名称 | 菓子 |
原材料名 | 砂糖(国内製造)、白こしあん、還元水あめ、ゼラチン、卵黄、コーンスターチ/グリシン、香料、(一部に卵、ゼラチンを含む) |
賞味期限 | 発送日含み約14日間 |
保存方法 | 直射日光、高温多湿を避け涼しい所で保存してください。 |
製造者 | 株式会社石村萬盛堂 福岡県太宰府市大字内山456-1 |
●栄養成分表示(1個あたり)
熱量 84kcal
たんぱく質 1.1g
脂質 0.2g
炭水化物 19.5g
食塩相当 0.004g
銘菓 鶴乃子と献上鶴乃子を食べてみた
今回は、銘菓 鶴乃子と献上鶴乃子の2つを購入してみました~(*^▽^*)
銘菓 鶴乃子
包装が紅白になっていたので、
「中身も紅白なのかな?」と思っていたらどちらも白色の鶴乃子で少し残念・・・(;´・ω・)
ですが、
やわらかい黄味あんのほど良い甘さと、マシュマロ生地との相性が良い美味しいお菓子でした!
生地はマシュマロよりも柔らかくふわふわとしており、ムニュッとした食感が楽しめます。
また、
生地の表面がベタつかないので、食べやすい印象でした。
献上鶴乃子
包装から高級感のある献上鶴乃子。
銘菓 鶴乃子は生地や黄味あんのやわらかさを楽しむことができますが、
こちらの献上鶴乃子は、銘菓 鶴乃子よりも黄味あんがしっかりとしているため、
銘菓 鶴乃子とは少し違った食感を楽しむことができます。
(画像でも黄味あんがしっかりしているのがわかりますね!)
銘菓 鶴乃子よりも黄味あんの風味をより楽しめるので、黄味あんをしっかりと味わいたいという方は、こちらの献上鶴乃子がオススメです!
大きさを比べてみた
銘菓 鶴乃子よりも献上鶴乃子の方が大きめに作られているみたいなので、比べてみました!
こう見ると、
献上鶴乃子の方が大きいのがわかりますね!
銘菓 鶴乃子は機械で、
献上鶴乃子は手作業でひとつひとつ作られているので、表面の粉の付き方などにも違いがあります。
まとめ
マシュマロ生地のムニュッとした食感を楽しめる2つの鶴乃子について紹介してきました。
生地や黄味あんがやわらかい銘菓 鶴乃子
黄味あんがしっかりとした献上鶴乃子
みなさんはどちらを食べてみたいですか?
「個人的には、銘菓 鶴乃子の黄味あんがやわらかい方が好きでした!(´▽`ʃ♡ƪ)」
まだ鶴乃子を食べたことがない方やどちらか片方しか食べたことがないという方は、
ぜひこの機会に食べてみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました_(._.)_