「鍋島さま」は、佐賀の老舗菓子店村岡屋の代表的な商品の一つで、
佐賀藩を260年にわたって治めていた鍋島家の名前が付いたお菓子になっています。
佐賀県のお土産にピッタリなので、
ぜひ参考にしてみてください!
鍋島さまについて


佐賀藩主鍋島侯(なべしまこう)の家紋「杏葉(ぎょうよう)」をかたどってつくられた村岡屋の最中「鍋島さま」。

佐賀県産もち米を焼いた最中種(もなかだね(皮))に餡を挟み、
餡の中には甘さ控えめで程よい柔かさに練り上げた求肥(もち)が入っています。
餡の種類は小豆味(粒あん)と抹茶味(こしあん)の2種類がありますよ!
杏葉紋(ぎょうようもん)は、
馬具や鎧の肩当てにつける装飾の「杏葉」をモチーフとした家紋で、装飾が杏(あんず)の葉に似ていることからこの呼び名がついたと言われているそうです。

食べてみた

鍋島さまの一番の特徴は、最中の皮に刻まれた佐賀藩主鍋島家の家紋ですが、
上品な甘さの餡とやわらかい求肥のバランスが良くて美味しかったです。
まずは目で楽しんで、ゆっくりと味わいながら食べるのもいいかもしれません。
小豆味
最中の皮に焼き目がしっかりと付いているので、最中の香ばしさを楽しめます。
また、
餡は粒あんとなっていますが粒が少なく、どちらかというとこしあんに近い感じでした。
抹茶味
小豆味のように最中の皮に焼き目がついていないので、最中の芳ばしい香りはあまりしませんが、抹茶の風味が良くて美味しかったです。
(抹茶の風味をより楽しめるように、最中に焼き目を付けていないのかもしれませんね!)
餡はあずき餡と比べて少しねっとりとしていて、濃い緑色をしています。
まとめ
上品な甘さの最中で、やわらかい求肥がもちもちとしていて美味しいお菓子でした。
佐賀藩主だった鍋島家の家紋をかたどっているので、佐賀土産にオススメです。
ぜひ一度食べてみてください!
最後までご覧いただきありがとうございました_(._.)_