この記事で紹介するのは、鹿児島のお土産でも有名な軽羹(かるかん)です‼
かるかんは、自然薯(山芋)・かるかん粉(粗く挽いた米粉)・砂糖・水を使ってつくる鹿児島の銘菓で、
ふんわりと口どけが良い食感が特徴です。
かるかんといえば私は餡が入ったものを思い浮かべていましたが、実際は餡が入っていないものをかるかんと言い、
餡が入ったものは「かるかんまんじゅう」と呼ぶそうです。
「かるかんまんじゅう」は鹿児島土産として人気があるので、
ぜひ参考にしてみてください!
軽羹(かるかん)とは
「かるかん」は漢字で「軽羹」と書き、「軽い羹(羊羹)」という意味からきていると言われています。
それは生地を蒸し上げると、蒸す前よりも軽くなるからだそうです。
材料に自然薯(山芋)を使い、蒸して作られているいるため、ふんわりともちもちしたような食感が特徴のお菓子になっています。
近年では、あんを「かるかん」の生地で包んだ、「かるかんまんじゅう」が一般的になってきているみたいです。
明石家「軽羹」
創業1854年(安政元年)の「明石屋」は鹿児島県の老舗菓子店で、
代表的な軽羹(かるかん)という和菓子が有名なお店になります。


●明石屋の由来
薩摩藩主の島津斉彬(しまづなりあきら)公が、江戸で製菓を業としていた八島六兵衛を国元の鹿児島に招きいれました。
その八島六兵衛が明石の出身だったことから、「明石屋」と名付けられたそうです。
明石屋の「軽羹(かるかん)」は、
選び抜いた「自然薯」「米粉」「砂糖」といった自然な原料だけを使って作られています。
自然薯を生地に加えることで味に広がりが出るように、自然薯の持つ豊かな風味を、米粉が十二分に引き出してくれるように工夫されています。
米粉だけでは表現できないふっくらと軽い口当たりは、
良質な自然薯の特長を活かし、代々受け継がれてきた伝統の技などによって支えられてきた味わいです。
明石屋「軽羹」のお願い
明石屋より「かるかん」は、20℃以上での保存をお願いされています。
軽羹本来のおいしさを味わっていただくため、原材料には厳選された自然薯と砂糖、米粉(軽羹饅頭は小豆を含む)を使用していますが、気温が20℃以下になると軽羹の性質上、独特の風味が損なわれてしまうそうです。
そのため、
軽羹は20℃以上で保存いただき、早めにお召し上がりくださいとのことです。

※日がたつとご飯同様に固くなってしまうそうです。
固くなってしまった際の食べ方
◆電子レンジ
開封後、器に移しラップをかけて温める。
※一切、1個の加熱時間目安
・500Wで15~20秒
・700Wで10~15秒
◆蒸し器
1分~2分ほど蒸すと、しっとりとした作りたての味わいを楽しめます。
◆オーブントースター
表面に少し焦げ目がつく程度(3分~5分)焼くと、ひと味違う食感を楽しめます。
バターなどをつけて食べるのも美味しいみたいですよー
※商品に黄色い粒が付着していることがありますが、原料である自然薯の根に由来するものなので安心してお召し上がりください。
食べてみた

今回私は明石屋のかるかんと、かるかんに小豆が入ったかるかん饅頭を食べてみました。
独特の風味があるかるかんは生地に少し粗さがありますが、山芋や米粉を使っているからか噛むともちっとした食感を楽しめました。
「噛むと甘みがあり食べやすい‼」
でもやっぱり、小豆が入っている方が小豆の風味も良く食べやすいですね。
特にこし餡の小豆の風味が印象的で美味しかったです。
また、
少し固くなってしまったので電子レンジで温めて食べてみましたが、もちっと感が増してこちらも美味しくいただけましたよ~
まとめ
「かるかん」と小豆が入った「かるかん饅頭」を食べてみましたが、
個人的にはかるかん饅頭の方が食べやすくて美味しかったです。
普段食べている饅頭とはまた違った食感のお菓子になっているので、鹿児島へ旅行に行かれた際やご自宅でのお茶請けとして、
ぜひ一度食べてみてください‼
最後までご覧いただきありがとうございました_(._.)_